お知らせ

手の麻痺に対するアプローチ

脳卒中後の後遺症である麻痺ですが、

脚よりも手に残りやすいという話があります。

私も手の麻痺に悩まれている方が多いと感じています。

移動手段は杖、車いすなどがありますが

手のサポートってまだまだ足りないですよね。

なんとかパソコン業務や運転の再開を叶えたいと思う毎日です。

手の麻痺はどこからアプローチしていくと効果的なのか

その一部を書いていきたいと思います。

  • ~座るところから始める~

まずは無理なく座れるのかから始まります。

体が左右・前後に曲がっていませんか。

重心が偏ると必要以上の力みによって、

肩の動きを妨げてしまいやすいです。

血圧の変化や左右どちらかが認識しにくい場合などがあり、

安全に進めていきます。

臀部に体重を乗せる感覚を入れていく。

鏡を見て正しい姿勢へと修正していく。

など効果的なメニューを模索しています。

座って体幹を自由に動かせるところが目標です。

  • ~腕を動かす前に肩甲骨を~

腕(肩~手)の動作には肩甲骨が正しい位置にある

事が大切になります。

皆様自身や関わっている方は、

手を挙げた時に肩甲骨も高くなっていませんか?

まずは肩甲骨を寄せる・下げるなどの動きを確保しましょう。

肩甲骨周囲や肩の筋肉が適度な緊張を維持して、

正しい恰好を作れることで腕が動かしやすくなります。

肩甲骨は肩と動きが連動しますので、

動かし始めや運動中の肩甲骨の位置・動きも大切なのです。

ヒポクラテスにも肩甲骨を上手に使うことが難しい・苦手な

脳卒中の後遺症で悩む方々がいらっしゃいます。

放置していると硬さや痛みも生まれたりしますので

一緒に改善していきましょう。

  • ~肘と手首・指~

脳卒中後の後遺症で曲げる筋肉に

どうしても力が入りやすい事がありますよね。

伸ばす動きをしたいのに力が入らない、曲がってしまう。

そんな時に指など細かい筋肉がポイントであることがあります。

どちらかといえば細かい筋肉は足の方が影響している印象です。

曲げる筋肉をしっかり柔らかくした後で伸ばす筋肉に力が入る事も

ありました。

皮膚に対してアプローチや、

色々な感触の物に触れて感覚を養う、脳へ刺激するような

エクササイズも実施しています。

麻痺がない手を動かして力の入れ抜きを確認する。

両手を同時に動かす

肘と一緒に動かす

独立した手の運動ができてくる

と段階を踏みながら動きを出していくわけですが

時期毎の工夫が大切になります。

どうしたら次の段階に進めるのか試行錯誤していくわけです。

無理に動かしていると

脳から手へのエラー信号が続き

本来の運動が難しくなることがあります。

つまり理想の動きからいかに逸脱しないかも重要なのです。

脳は未解明な部分が多く

個々で必要なアプローチも変わります。

リハビリは今後も発展の可能性を秘めています。

手技だけではない

多彩なアプローチと栄養の観点から

全力で応援します。

目標達成に向かい一緒に取り組みましょう。