お知らせ

思った通りに動かない時は感じる事から始める

熱中症が心配な季節。

水分摂取と部屋の温度調整を忘れずにしていきましょう。

仙台はこれから雨が続くという事で

ヒポクラテス施設内から発信します。

久しぶりのブログ更新です。

前回に続き脳卒中の後遺症

特に手足が中心のお話。

なぜか!?

脳卒中になった方の中で

末端の後遺症にお困りの方が多いからです。

それでも改善は望めますので

暑さに負けずに脳卒中後のリハビリに取り組んでいきます。

全く力が入らない、思ったのと違う動きになってしまう。

積極的にリハビリすることが嫌になってしまった、

時間が経過したために諦めてしまっていた。

そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういった場合にはどんなことから始めているのか

今回は書いていこうと思います。

弛緩性がある(力がはいりにくい)場合や

運動時のエラーが起こる(伸ばしたいのに曲がってしまう)

場合には、感覚を入れていくことが必要になります。

ある程度運動が可能な場合は、正確さや実用性向上に向けて

より繊細な運動などを繰り返す事があると思います。

しかし、まずは動かすところから始める場合には、

触っている感覚、質感、重さ、温度帯などの

感覚を感じとることで、脳に刺激が送られます。

物を握る強さや距離感など

適切な運動範囲や力の入れ具合を把握して

活動することを目指していきます。

立ったり、歩いたり、座っていても常に感覚が入っている足部、

常時脳に刺激を送っているということになります。

足と比べると手の機能改善には時間がかかりやすいと

いわれることが多くあります。

足と異なり手は意識して活動しなければ感覚は入りにくいと

思っています。

ヒポクラテスでは、凹凸のあるマットやボールを使い、

手足を刺激しています。

大きさや色、凹凸の硬さを変え、様々な刺激を送ります。

動き出してきたらセラバンド(負荷がかかるチューブ)

などを使うと筋肉の使い方にもバリエーションが生まれます。

力の入れ抜きやそのタイミングを練習できます。

冷蔵保存用のビニールチャックや洗濯ばさみなどでも練習できます。

難しい場合は動かせる側の手で支えてあげるとよいでしょう。

その他にヒポクラテスでは、

指の筋肉を刺激して

運動しやすくすることもあります。

更に手足は骨や筋肉が多いために、

大きな筋肉だけではない細かな筋肉が

活動を妨げている、力が入っていない場合があります。

見落としがちですが、動かしにくさの原因をしっかり確認して

アプローチしていく事が必要になります。

脳卒中の後遺症は時間の経過とともに『機能を戻す』から

『再構築する』方向へ変更していく必要があると考えています。

感覚を捉えて、バランス能力や体の使い方を覚えていきましょう。

動くようになると筋肉も鍛えていけます。

肘や膝、更には末端の手や足を動かすためには

体幹の機能や姿勢の安定性を獲得することが大切です。

そして、足より手のリハビリに時間が必要な事があります。

脳卒中の発症時期や

現状の機能に合わせて

順序を踏んで、しっかり取り組むことで

目標を達成していきましょう。

個人の目標や状況によって

優先するべき脳卒中後のリハビリプログラムが変わります。

まずはヒポクラテスにご来店いただき

お体の状態を把握することから始めてみませんか。