
先月のイベントになります。
地域の介護予防教室で講演をさせていただきました。
今回は『フレイル予防』をテーマに介護予防教室を開催。
フレイルとは何か
開催してみてどうだったのか
今回のブログも最後までお付き合いお願い致します。
フレイルについて皆さんはご存じでしょうか。
フレイルとは、健康と要介護の中間の時期を指します。
わかりやすく言うと『健康寿命』の事ですね。
要支援2~要介護2の認定を受けた4割以上の方が
5年以内に要介護3以上の認定を受けています。
つまり要介護を予防して健康寿命を保つことが大切となります。
そしてフレイルは日本語で虚弱を意味します。
何が弱るのか…。
そう!筋肉が弱る事を指します。
筋肉ばかりではなく
フレイルは大きく3種類ありますので、それぞれご紹介致します。
- 身体的フレイル
ロコモティブシンドロームやサルコペニアを指します。
ロコモは、筋肉・靭帯・骨などの障害によって歩けなくなること
サルコペニアは、加齢によって筋力が低下することです。
共通しているのは筋肉ですね!
- 社会的フレイル
1人で生活する、ご飯を食べることも要素となります。
- 心理・認知的フレイル
鬱や認知機能が該当します。
やはり筋肉と思ってしまいますよね。
私も驚きましたが、
健康寿命を延ばしていくためには、
②社会的フレイルの予防が効果的だと
わかりました。
1人で運動を頑張るよりも、
他者とのコミュニケーションを積極的にとることで
フレイルは予防しやすいとの報告があります。
それもなんと1/3にリスクを軽減できるとのこと。
コロナウイルスで中々接触などが難しい日々が続いており、
一回いっかいの機会を大切に生活していきたいですね。
参加いただいた地域の皆様は真剣に参加されていて、嬉しく思いました。
表情も素敵でしたが、質問も多く大変に盛り上がりました。
各種運動や運動量・負荷の設定、
痛みと運動の兼ね合いなど
皆様で共有したい内容ばかりで、延長したいと思うほどでした。
ありがとうございました。
運動は継続して欲しいとお話しましたが、
最も大切なのは他者とのコミュニケーションであり、
フレイルを予防して元気でいるために
『皆で明るく体操をしましょう』
と閉めさせていただきました。
運動はもちろん、
栄養学の話やフレイルの簡易的なチェックなども実施しました。
身体の仕組みや運動に栄養、生活の方法まで参考になったとのお声や
運動習慣の意味・意識づけができたとの反応が多かったので嬉しく思いました。
個人的に運動メニューを作ってほしい。
運動を継続するために痛みを取ってほしいといった方は
ぜひヒポクラテスに脚を運んでみてください。
講演依頼も受け付けておりますので、お声がけいただければと思います。
今後もブログの閲覧、リハビリサービスのご利用をよろしくお願い致します。