お知らせ

目標設定と高次脳機能障害について

学生だった頃にグループで

検査から治療までの計画を立てる授業をしたのを

思い出しました。

病名だけ言い渡されて

状況などは一切決められていない設定

何のためのディスカッションかさっぱりわからなかった

事を覚えています。

1人は頑なに「歩けるようになる事」に拘っていたけれど

それは私達が決める事ではなくて

施術に取り組むあなたが決める事。

今まで通り歩けたら素敵な事であるし

私もいけるところまでいきたいし拘りたい。

でも施術に取り組むあなたは

「車いすで移動出来ればいい」と

思っているかもしれない。

限られた施術期間の中でどこまで歩けるだろうか

改善までに耐えられる心の状態でしょうか

他に希望する時間の使い方があるかもしてない

出来るだけ早く仕事や自宅に帰りたいのかもしれない。

何が言いたいかというと、

リハビリや施術は、セラピストとあなたの擦り合わせが必要不可欠と

いうこと。

ちょっと質問票の項目が多かったり

話しにくい事もあるかと思います。

施術中の質問も多いと感じるかもしれませんが

本当に必要な事だと思っています。

あなたがどうなりたいのか?

どこまでを目指せるのか。

ちゃんと擦り合わせながら、リハビリ・施術に取り組めるための

授業だったのかなと振り返りました。

凄く根底の部分を鍛え、考える機会でした。

でも、ある意味最初から詰んでいるディスカッション。

あなたとあなたの「想い」がない設定なのだから。

「再び歩くこと」に拘っていたあの子の想いっていうのが

実は根底にあるべきかもしれません。

ヒポクラテスでは、

目標設定の擦り合わせをしっかりと行います。

時間が必要であっても、

他院で無理だ・よくならないと言われてきた目標や症状であっても、

「変化が出ている方がいます」。

調子がよくなったり、目標を達成・近づいた事で、

嬉しいお気持ちをたくさんご報告頂いております。

頻繁に利用することや、定期的なメンテナンスでの利用も可能です。

拘りの希望や想いを一緒に達成していきましょう。

ここからは「高次脳機能障害」のお話です。

気になる方は引き続き読んでいただけると嬉しいです。

高次脳機能障害とは

脳の病気や事故またはストレスが原因で、

かなり複雑な脳の機能が障害された状態のことをいいます。

「人間らしい機能」の障害との表現を見たことがあり、

動物には難しい動作や能力と考えるとわかりやすいかもしれません。

例として

見当識障害:「時間や場所がわからない」

失語症:「話せなくなる」

記憶障害:「忘れやすい」

失行:「物の使い方がわからなくなる・着替えができない」

半側空間無視:「左右どちらかがみえない」などがあります。

その他にも性格が変わる事なども症状としてあります。

無意識なため困ったり、辛い思いがあったりします。

そして、「認識がない」ものが多いために

症状について本人様や周囲の大切な方々の理解や

対応する練習や習慣づけで

変わっていく事は不可能ではありません。

上記の例でいうと

左側が見えない×

ではなく⇒本人様にとっては右側が認識できる全体の世界なのです。

つまり左側を目視する習慣があると世界が広がっていくわけです。

失語症などは種類があり、

話す事が難しい事があれば、言葉の理解が難しい事もあります。

どちらもという方もいらっしゃいます。

ジェスチャーや絵を使う、短文の会話にするなど

表現方法を変えて練習する事で

会話が変化していきます。

麻痺や運動以外にも脳卒中の後遺症はたくさんあります。

もどかしさや悲しい気持ちでいるなら、

大切な方々に遠慮してしまうなら、

一緒に症状と向き合ってみませんか。

今回は目標の捉え方や難しい症状など

難しい話題となりましたが、

引き続き閲覧や感想をお待ちしております。

今回も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。